技術力とコミュニケーション力
12月 18, 2016 · Posted in · Comment
看護業界では患者や高齢者に対して適切な看護を行うことが重要であり、知識とスキルをバランスよく備えている必要があります。
看護師として働く上で特に重要視されるのがスキルであり、医療を直接的に担えるスタッフとして医療現場でも介護現場でも重要になります。
スキルとして要求されるものには、二種類の性質があるということを知っておくことが大切です。
看護師にとって注射やバイタルサインのチェックなど、医療に関わる技術的なスキルは欠かせないものです。看護師は看護業界で働くスタッフの中で数少ない医療行為を行えるという職能を備えています。医師の指導の下でなければならないものの、実際に患者に対して医療行為を行えるのは看護師だからこそのものです。そのスキルの高さが要求されるのは必然と言えるでしょう。
しかし、それでも医師とは役割が異なるのが看護師であり、そこにもう一つの性質を持つスキルが求められています。それはコミュニケーションスキルです。患者とのコミュニケーションだけでなく、他のスタッフとのコミュニケーションも必要な看護業務では重視されています。
様々な職種が存在しているのが看護業界であり、それらの多職種のスタッフとの橋渡し役としてコミュニケーションスキルを備えていると現場で重宝されます。
看護師になるのであれば、技術的なスキルを身につけるだけでなく、コミュニケーションスキルも身に付けておくほうが良いでしょう。その二つを備えていれば、今後の看護業界で活躍することができます。
